わすれない。
あの瞬間の、あの一球。
わたし、常々
「マー君すごい」
なんて家人と気軽に話してるけれど、
今だけは敬意をこめて「田中投手」と記したい。
でも、また「マー君」て呼んでしまうな・・・
しかも、じきに、ね。
野球に詳しくないわたしでも、
ほんとうに脳裏に焼き付けたあの一球のことは、
わすれない。
「強気、強気～～！いけいけ～～！」
自分の息子より若い、
前人未到の偉業を成し遂げた偉大な投手に、
必死の思いでバァバのエールを送っていたわたし。
こんなことって・・・・
柴田や船田が居た頃の巨人軍応援以来かな？
いえいえ・・・三沢高校応援以来かも・・？？。
わたしが 野球を応援する？
しかも楽天イーグルス？。
「巨人大鵬卵焼き」だった夫には？？？かも。
そう・・わたしは東北を愛してるの・・・
わたしなりにね。
仙台駅というか仙台は、
わたしには「忘れられない地」のひとつ。
その仙台で、イーグルスとわたしの馴れ初めは・・・
初めてＭ子と待ち合わせしたあの時から。
「せば、伊達政宗の前で」とＭ子と約束したあの日。
仙台駅のイーグルスカラーは
今よりすこし控えめだったような気もします。
M子の住む弘前とわたしが居る関東の、
真ん中に位置するような(？)仙台駅。
そんな仙台駅でわたしたち二人が会うのは、
花の40代で亡くなった、
二人の共通の友人の菩提寺があるから。
娘たちの花嫁衣装も見ることもなく・・・。
若くして逝った友の無念さと悲しみ。
わすれない。
初めての墓参から・・・・数年を経て。
その間しばしば弘前を訪ねたわたしだけれど、
10月4日に再度同じ場所で会う約束をしました。
はやての切符も用意して・・・
さて、待ち合わせ場所は？
実は・・・仙台駅の象徴のようだったような像は、
すでにお引っ越しをしていて・・。
「せば、伊達政宗の前で」とは、もう言えなくなってしまってるのです。
「伊達政宗が居たところ」とでも、言いましょうかねぇ・・・(笑)。
政宗公に会いたくなったら・・・
ふたりで青葉城祉へでも行ってみましょうかねぇ・・・。。
静かに・・・けれども熱く燃え続ける東北魂。
イーグルスのリーグ優勝は東北が大好きなわたしには、
とても胸が温かくなる出来事。
伊達公の像は無くなっても、
仙台駅コンコースのイーグルスカラーは・・・
前にもまして、光り輝いているのでしょうねぇ・・。
１０月４日が楽しみです。
